Sunoで曲を作っていると、「歌詞はそんなに多くないのに、なぜか5分を超えた」ということがあります。
私も何度か、3〜4分くらいを狙っていたはずなのに、間奏やアウトロが伸びて6分近くまで行ったことがありました。特に、演奏の見せ場を増やしたり、構成を丁寧に書きすぎたりすると、思った以上に長くなることがあります。
今は「長くなってから削る」より、最初から伸びやすい場所を減らしておくようにしています。
最初に見るのは、歌詞量より構成です
曲が長くなったとき、以前はまず歌詞を削ろうとしていました。でも実際には、歌詞そのものより、間奏・ブリッジ・アウトロの方で尺が伸びていることも多いです。
普段は、だいたい次のような骨組みから始めています。
Intro
Verse 1
Pre-Chorus
Chorus
Verse 2
Pre-Chorus 2
Chorus 2
Bridge
Final Chorus
Outro
ここから曲によって二番を短くしたり、Bridgeを外したりします。全部を必ず入れるというより、必要な場所だけ残す感じです。
3〜4分にしたいのに5分を超えたときは、歌詞を全部疑う前に「歌っていない時間」がどれくらいあるかを見るようにしています。
演奏タグは“見せ場”より“つなぎ”として使うことが増えました
ギターやピアノを入れると、ついソロや間奏も欲しくなります。ただ、Sunoでは短く入れたつもりでも、生成によって演奏部分が思った以上に膨らむことがあります。
そのため、最近は次のような短い指定を使うことが多いです。
short guitar fill
brief instrumental break
short transition
tight drum fill
長いソロを避けたい曲では、「ここで演奏を聴かせる」より「次の歌へ気持ちよく渡す」役割に寄せています。
二番を一番と同じ長さにしない
一番をそのままコピーするように二番を作ると、曲として分かりやすい反面、尺もそのまま増えます。
最近は二番のVerseを短くしたり、Pre-Chorusを変形させたり、サビへ早めに入ったりします。曲尺を整理できるだけでなく、「また同じ展開だな」という感じも減らせます。
サビは増やすより、最後だけ変える
サビが気に入ると、もう一回、さらにもう一回と入れたくなります。ただ、四回・五回と増えると、当然そのぶん長くなります。
今の通常曲では三回前後に収めることが多く、ラスサビは完全コピーではなく一〜二行だけ変える形をよく使っています。
これは曲尺のためだけではなく、最後まで聴いた意味を作るためでもあります。
5分を超えたら、私はこの順番で削っています
生成結果が長くなりすぎたときは、いきなり歌詞全体を書き直すことは少なくなりました。
- 長いアウトロが付いていないか見る
- 間奏やソロが長くなっていないか見る
- 二番を短くできないか考える
- Bridgeが本当に必要か見る
- Final buildのような終盤の追加パートを減らす
- それでも長ければ歌詞量を調整する
実際、5分以上になった曲では、二番・Bridge・Final build・短い演奏パートを減らすだけで、かなり整理できることがあります。
Suno StudioやRemixでは、元より長くなることもあります
Suno StudioやRemixを触っていると、調整したつもりが元曲よりかなり長くなることもありました。私の場合、6〜7分くらいまで伸びたこともあります。
こういうときは、追加したセクションが積み重なっていないか、終盤が何度も展開していないかを確認します。Remixだから必ず長くなる、という意味ではありませんが、元の構成に何かを足すほど、伸びる余地は増えると感じています。
逆に、短くしすぎて勢いがなくなることもあります
3〜4分に収めることばかり気にして削りすぎると、今度は「二番に入ったと思ったら、もう終わった」という曲になることもあります。
なので、私は3〜4分を絶対条件にはしていません。曲として必要なら少し長くても残します。目安は曲尺そのものより、「同じ役割のパートが重複していないか」です。
「3分台に入ったから成功」ではなく、その曲で退屈な時間がないかを優先しています。少し長くても好きなら、そのまま残すこともあります。
スタイル側にも「長くしない」を先に書いておく
構成だけでなく、Sunoへ渡すスタイルにも尺の方向性を書いています。絶対にその秒数へ収まるわけではありませんが、長いイントロやソロを避けたい意図は、最初から明示しておく方が扱いやすいと感じています。
target 3:15-3:45
no long intro
no long solo
brief transitions
short resolved ending
no extended fade
特に「短い転換」「長いフェードを避ける」「短く解決して終わる」の三つは、終盤が必要以上に伸びるのを抑えたいときによく使っています。
今の基本方針
今は、通常曲なら3〜4分を目安にしつつ、歌を中心にして、演奏パートは短くつなぐという形を基本にしています。
長くなったら、歌詞を削る前に間奏・アウトロ・二番・Bridgeを見る。逆に短くしすぎて曲の魅力が落ちるなら、無理に3〜4分へ押し込まない。このくらいの温度感で調整するようになりました。
サビの作り方については、Sunoでサビをもっと印象的にするために意識していることにもまとめています。
1曲が完成するまでの全体の流れは、AIに丸投げしない。まんまるAI音楽研究所で1曲が完成するまでにまとめています。制作研究の記事一覧はまんまるAI音楽研究所の制作研究から読めます。


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