『招かざる猫』は、招き猫の「福を呼ぶ」という定番イメージをそのまま使うのではなく、少しだけひっくり返すところから始めました。
福だけでなく、停滞までかき混ぜる猫
この曲の黒猫は、きれいに幸運だけを運んでくる存在ではありません。呼ばれてもいないのに現れて、店先や町の空気を引っかき回し、止まっていた流れを勝手に動かしていく。そんな少し迷惑で、どこか憎めない存在として考えました。
「呼ばれもしないで、福をかきまぜる。」という副題も、この曲の距離感をかなり短く表しています。
和ロックだけど、重くしすぎない
サウンドは三味線、琴、和太鼓にエレキギター、ベース、ロックドラムを重ねています。和の要素をしっかり残しながら、重厚一辺倒ではなく、猫が町をすり抜けていくような軽さとテンポ感を意識しました。
ボーカルは低めでクールな女性声。Suno V6で声が埋もれやすいこともあるため、声は前、伴奏は少し後ろへ置く方向で調整しています。
黒猫を主役にしたサムネイル
画像では黒猫を完全な主役にしました。黄色い目、赤い飾り紐、大きな鈴を付けた黒猫を手前へ置き、奥に赤い和傘を持つ女性、鳥居、提灯、満月、桜を配置しています。
途中では猫の胴体や後ろ脚、人物の等身などを何度も調整しました。最終的には、猫が画面の手前を堂々と歩き、女性はその後ろから見送るような構図に寄せています。
MVは猫を追う構成へ
映像でも主役は黒猫。夜の和町、提灯、暖簾、屋根、満月などを舞台に、女性は猫を追う側、あるいは見送る側として登場させます。静止画だけで説明しすぎず、猫が次の景色へ進むたびに町の空気が少し変わるような流れを狙いました。
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