ORIGINAL AI SONG

LETHE – 忘却幻想譜 –

~忘却の川を渡らず、記憶とともに

『LETHE – 忘却幻想譜 -』は、忘れることで救われるとしても、それでも消したくない記憶を抱えて進む物語を描いた幻想ロックです。

月夜の水辺、忘却の川、揺れる白い花。静かな幻想感を保ちながら、サビでは感情を前へ押し出す構成にしています。

LYRICS

歌詞

月を映した 忘れ水
銀の漣 岸を縫う
名も無い舟が 揺れるたび
胸の奥から 文字が消える

「悲しいことは 置いてゆけ」
水面の声が そう笑う
だけど最後に残った名を
どうして僕は 呼べないんだ

白い指輪を 水へ落とせば
昨日までが 遠くなる
No more sorrow, no more name
それでも まだ聴こえてる

レーテー 忘れるための川なら
何故 温もりだけ消えない
青い月影 飲み込んでも
心は綺麗になれない

Don’t erase me, don’t erase you
痛みごと 此処に残せ
帰る岸など 見えなくても
僕はこの名を 連れてゆく

水底には 古い言葉
泡になれずに 眠ってる
忘れたはずの 笑い声が
波の隙間で また滲む

船守はただ 目を細めて
「軽くなれば」と 杯を出す
けれど空っぽになるくらいなら
重たいままで 構わない

Farewell sorrow, farewell lie
口にすれば 風になる
忘却よりも 確かなもの
この胸でまだ 鳴っている

レーテー 渡らないと決めた夜
失くしたものも 連れてゆく
消せない傷が 道標なら
迷いさえ歌に変えよう

Remember me, remember you
まだ知らぬ朝へ 舟を返せ
水面に残る 月の欠片
一つ拾って 歩き出す

レーテー
Goodbye, river of forgetting

この曲のイメージ

すべてを忘れてしまえば楽になれる場所を前にして、それでも川を渡らず、自分の記憶と一緒に朝へ戻る。その選択を描いています。