現在、自分の曲の中でも特に多く聴いてもらえているのが『Aimless Trigger』です。
最初から『代表曲を作ろう』と思っていたわけではなく、出発点はもっと単純で、迷っていても前に進みたいという感覚でした。
今回の制作メモ
- 曲名:Aimless Trigger
- ジャンル:疾走感J-ROCK
- 制作:Suno AI
- 初回YouTube公開:2026年5月28日
- 軸にしたテーマ:迷いを抱えたままでも、引き金を引いて一歩進む
始まりは『狙いのない引き金』
タイトルの『Aimless Trigger』は、直訳すると『狙いのない引き金』のような意味になります。
何を目指せばいいのかはっきりしない。でも、このまま立ち止まっているのも違う。そんな状態を、FPSの“引き金”という言葉に重ねました。
歌詞でも、撃ち抜きたい相手は敵ではなく、自分の中にある迷いです。
FPSっぽい言葉を使っていますが、作りたかったのはゲームそのものの曲というより、答えが出ていなくても前へ進む瞬間を勢いのあるJ-ROCKにした曲でした。
迷いを描くのに、曲は止めたくなかった
テーマだけを見ると、かなり迷っている曲です。
ただ、音まで迷っている感じにはしたくありませんでした。
イントロを長く引っ張らず、早い段階からリズムとギターの勢いを出して、サビでは一気に前へ抜ける。その流れをかなり意識しています。
歌詞の主人公は立ち止まっているのに、曲そのものは走っている。この少し矛盾した感じが、結果的にAimless Triggerらしさになった気がします。
FPSの雰囲気は、曲だけでなくサムネにも
この曲はサムネイルもかなり重要でした。
疾走感のある曲なのに、画像が静かすぎると再生する前の印象で負けてしまいます。そこで、FPSを思わせる緊張感、前へ飛び出す構図、人物の勢いを意識しながら何度も調整しました。
後からサムネイルを見直したときも、6案を並べて比較して、きれいにまとまりすぎた案より最初にあった勢いを戻す方向で修正しています。
曲を作ったあとに画像を付けるというより、曲・タイトル・サムネイルをまとめて一つの作品として見せたいと思うようになったのも、この頃からでした。
公開してから、少しずつ代表曲になっていった
初めてYouTubeに公開したのは2026年5月28日です。
公開した時点では、ここまで自分の中で大きな曲になるとは思っていませんでした。
その後も聴いてもらえる機会が多く、疾走感J-ROCKのメドレーに入れたり、英語版リミックスを作ったり、ジャズアレンジまで試したりと、気づけば何度も別の形で触れている曲になりました。
『TRIGGER』『RECOIL』『RANGE』のような言葉を使ったFPS系の疾走曲を広げていくきっかけにもなっていて、今の曲作りにつながっている部分もかなりあります。
作ってみて分かったこと
この曲を作ったことで、AIに『J-ROCKを作って』とジャンルだけを伝えるより、この曲で何を感じてほしいのかを先に決めた方が、歌詞も音も画像もまとめやすいと感じました。
Aimless Triggerの場合は、それが『迷いが消えていなくても、一歩だけ先へ進む』でした。
今でも曲を作るときにテーマを一つ決めてから広げていくことが多いのですが、その作り方が自分の中ではっきりしたのがこの曲だったと思います。
最初から狙いが定まっていた曲ではないのに、結果的には今の自分の曲作りの方向を決めてくれた一曲になりました。


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