『言ノ葉過積載』は、頭の中に次々と浮かぶ言葉や連想が処理しきれない感覚を、そのまま高速サウンドへ詰め込んだサイバーガールズロックです。
感想、連想、発想、暴走。意味も音も文字も積み上がっていく感覚を、早口のボーカルと細かく切り替わる展開で描いています。
言ノ葉過積載
積んで 積んで まだ積んで
意味も 意図も 音も 文字も
脳内ぜんぶ 満員御礼!
あっちの言葉が こっちへ割りこみ
こっちの言葉は 行き先不明
言いたい 言えない じゃなくて多すぎ!
出口ひとつに 大渋滞!
足して 足して
まだ足りない?
引いて 引いて
まだ多すぎ!
頭の中から
こぼれる前に
まとめて全部
放り出せ!
朝から頭に 文字列ぎっしり
起きた瞬間 すでに満席
これは必要 それも必要
捨てる基準が そもそもない
名詞が三列 動詞が四列
形容詞まで 横入り希望
主語が迷って 述語が転んで
文章以前に 場所がない!
上から下へと 積んではみ出し
横から新しい案が侵入
ひらめき 一件
思いつき 二件
どうでもいいのが 百二十件!
覚えておこう
忘れないよう
忘れないための
メモを忘れる
整理しようと
開いた場所に
また新しい
言葉が増えた!
右から
左から
上から
下から
文字が押し寄せ
順番待ち
五十音では
足りないくらい
頭の中だけ
繁忙期!
言ノ葉過積載
積んで 積んで また積んで
意味も 意図も 過去も 未来も
いっぺん全部 乗せてしまえ!
知りたい 見たい
聞きたい 言いたい
欲張るたびに 処理落ち寸前
ひとつを選べば 次が押し寄せる
静かにするほど うるさくなる!
足して 混ぜて
ひっくり返して
似ている音まで
巻きこんで
まとまらないなら
まとまらないまま
言葉の山を
駆け上がれ!
感想 連想
発想 暴走
想像したあと
ふたたび 連想
変換 転換
展開 全開
全開すぎれば
だいたい 限界
一行書いたら
三行浮かぶ
三行消したら
五行が戻る
短くしたくて
言葉を削る
削ったそばから
別案が来る
分類 整列
番号 見出し
きれいに分けても
すぐ混ざる
箱を増やせば
箱についての
説明文まで
また増える!
書いて
変えて
替えて
換えて
似ている音まで
並んで待つ
選んだそばから
次が来る
まだまだ頭は
繁忙期!
言ノ葉過積載
積んで 積んで また積んで
意味も 意図も 音も 文字も
頭の天井 突き抜けろ!
知りたい 見たい
聞きたい 言いたい
思いつくたび 次から次へ
ひとつを選べば 次が押し寄せる
だったら全部 連れていけ!
足して 混ぜて
崩して つないで
昨日になかった
言葉を作れ
まとまらないなら
まとまらないまま
言葉の山を
駆け上がれ!
積んで 積んで
まだ足りない!
限界超えて
もっと行け!
言ノ葉!
過積載!
この曲のイメージ
言葉が多すぎて整理できないのに、それでもまだ伝えたいことが増えていく。頭の中の渋滞そのものを曲にしたような一曲です。


