『Silver Barrett』は、過去を終わらせるために構えた銀色の一発が、最後には「過去」ではなく、そこから動けなくなっていた自分自身へ向いていたと気づく女性ボーカルJ-ROCKです。
ピアノとエレキギターの疾走感に、引き金を引く前の静けさ、撃った後の残響、そこから感情が開いていく流れを重ねています。
歌詞
Silver light, cold in my hand
静かな夜が息を止める
One last shot
もう戻れない
ポケットの奥 冷たい重さ
何度も確かめた最後の一発
終わったはずの昨日ばかり
月明かりの中 鮮やかになる
平気なふりで閉じた言葉
名前もつけずに飲み込んできた
消せるものなら 消してしまえと
震える指を引き金に置く
Cold in my hand
世界の音が遠くなる
No more hesitation
銀色だけが夜を切る
一秒前の静けさが
胸の奥まで突き刺さる
Close my eyes
でも目をそらさない
Silver Barrett
夜を裂いて
銀色の軌道が過去へ走る
Pull the trigger
声にならない
さよなら全部 撃ち抜いて
遠ざかるほど鮮やかになる
あの日の声が胸をかすめる
I can’t erase it
消えないなら
その残響ごと連れていく
響いた銃声 静けさのあと
期待したほど何も変わらない
割れた標的 その向こう側
昨日の私がまだ立っている
壊したかったのは記憶じゃない
そこから動けない自分だった
No more hiding
銀の光が
閉じた出口を照らしていく
撃ち落とせない夜ならば
残響だけを連れていく
Stay with me
まだ終われない
Silver Barrett
光になれ
戻れない軌道を駆けていけ
Break the silence
撃ち抜いたのは
閉ざしていた昨日の出口
傷跡まで消す必要はない
それを知るまで遠回りした
I won’t erase it
この痛みも
あの一発の続きを照らす
The shot is gone
The sound remains
消えないものが
ここにある
Silver Barrett
夜を越えて
銀色の軌道が朝へ変わる
Pull the trigger
あの日の私
置き去りにはもうしないから
過去を壊すためじゃなかった
止まった自分を撃ち抜くため
I won’t look back
でも忘れない
この一発を放った夜を
Silver Barrett
胸の奥で
その残響が明日へ走る
One last shot
One new start



